鳥取市議会 2022-09-01 令和4年 9月定例会(第5号) 本文
現在の鳥取県東部では、2年前、厚生労働省から病院再編というようなことが話題になりましたけれども、それが取り下げられて、今どういった状況なんでしょうか。鳥取県東部では公立病院の統合や再編についてはどのような話がなされていますでしょうか。お尋ねします。
現在の鳥取県東部では、2年前、厚生労働省から病院再編というようなことが話題になりましたけれども、それが取り下げられて、今どういった状況なんでしょうか。鳥取県東部では公立病院の統合や再編についてはどのような話がなされていますでしょうか。お尋ねします。
ところが、菅政権は、昨年11月26日、地域医療構想を推進するための病床削減支援給付金の実施について通知を出して、病院再編、病床削減を促しました。コロナ対策の中心で頑張っている412の公営・公立病院を削減するよう求めています。済生会境港総合病院も削減の対象にされています。病院関係者は、全国一律の物差しで、地域の実態もつかまず再編、統合を求めるのはおかしいと言っています。市長はどう思われますか。
加藤厚労相は、3月27日の参議院予算委員会で、地域医療構想に基づく病院再編・統合の取組は将来のために必要であり、コロナ対策と並行して進める旨を答弁しています。これはコロナ危機のもとでは私は暴論だと思います。全国自治体病院協議会名誉会長、全国公私病院連盟会長の邉見公雄さんは、医療には緊急時のための余裕がないといけませんと述べておられます。
仮に西伯病院、再編・統合された場合を想定いたしましたときに、本町の影響は、今、いろいろ治療面とか相談窓口とかいうことはお聞きしましたけども、結果、どのように考えておられるかいうのは、そのあたりのお考えはわかりましょうか。 ○議長(幸本 元君) 町長。
先ほど冒頭にも言いましたけど、政府や財界の狙いというのは、病院再編・統合とベッド数の削減てなことにあるわけですけれど、鳥取県の地域医療構想を見まして、そのことを非常に強く感じました。実は、厚労省は2015年にも2025年次の必要ベッド数というのを算出しております。それは152万床、この地域医療構想で都道府県に策定をさせた2025年の必要ベッド数は119万床です。
このたびの地域病院再編問題での具体的病院名の公表は、まことに唐突で一方的であり、全国的に大きな反響を巻き起こしているところです。市長も、直ちに機械的な再編・統合を行わないことを国に働きかけを求めることを県知事への要望、要請活動をされるなどであり、我々としても大きな関心と注視をしながら必要な行動も展開しなければならないと考えているとこです。
私は、急速に進む高齢化など社会構造の変化に照らせば、病院再編の議論は必要であり、将来にわたって良質な医療を提供するためにも避けて通れない問題であると、このようにも認識をしております。しかしながら、今回の唐突な公表は、全国の関係機関の強い反発を招く結果となりました。